成長期はいつ?子どもの成長サインと身体作りに大切なことをMAJIDE管理栄養士が解説

成長期はいつ?子どもの成長サインと身体作りに大切なことをMAJIDE管理栄養士が解説

子ども麦茶は何歳から?MAJIDE子ども麦茶を管理栄養士が解説 読む 成長期はいつ?子どもの成長サインと身体作りに大切なことをMAJIDE管理栄養士が解説 1 分

「最近、急に身長が伸びてきた」

「食べる量が増えた気がする」

そんな変化を感じると、「そろそろ成長期かな?」と思う保護者の方も多いのではないでしょうか。

子どもの成長には個人差がありますが、思春期には身長の伸びが大きくなる「成長スパート」がみられます。

また、成長期には身長だけでなく、体重や食欲、身体つき、心理面などにもさまざまな変化が現れます。

今回は、成長期はいつ頃やってくるのか、どのようなサインがあるのか、成長期の身体作りを支えるために大切なことをMAJIDE管理栄養士が分かりやすく解説します。


成長期はいつやってくる?

子どもの成長には、身長の伸びが大きくなる時期があります。

特に思春期には、身長の伸びるスピードが速くなる「成長スパート」がみられます。

一般的に女子は男子よりも早く成長期を迎える傾向がありますが、成長する時期やスピードには個人差があります。

そのため、「同じ学年の子より小さい」「周りはもう身長が伸びている」と比べるのではなく、その子自身の身長や体重の変化を継続して確認することが大切です。


成長期にはどんなサインがある?

成長期には、身体的・心理的にさまざまな変化がみられます。

身長・体重の変化

成長期には身長の伸びが大きくなり、それに伴って体重も増加していきます。

筋肉や骨格なども発達していくため、身長だけでなく体重の変化も成長を確認する大切な指標のひとつです。

食欲の変化

身体が大きく成長する時期には、必要なエネルギー量も増えていきます。

「以前よりよく食べるようになった」など、食欲の変化がみられることもあります。

身体の変化

思春期になると、第二次性徴に伴って身体つきにも変化がみられます。

女子では胸の発達や初経、男子では声変わりなど、一人ひとり異なる変化が現れていきます。

皮膚や心理面の変化

ホルモンの変化に伴い、皮脂の分泌が増えてニキビができやすくなることもあります。

また、自己意識が高まったり、感情が揺れ動きやすくなったりするなど、心理面にも変化がみられる時期です。

ただし、こうした変化が現れる時期や程度には個人差があります。

「○歳だから成長期」と年齢だけで判断するのではなく、その子自身の変化を見ていきましょう。


成長期の身体作りを支える3つのポイント

成長期の身体作りには、特定の食品や栄養素だけではなく、食事・睡眠・運動など、毎日の生活習慣を整えることが大切です。


① 必要なエネルギーと栄養をしっかり摂る

成長期は、身体を作るためにエネルギーやさまざまな栄養素が必要になります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」でも、年齢や性別などに応じてエネルギーや各栄養素の基準が設定されています。

「身長を伸ばすために○○を食べる」と特定の食品や栄養素だけに注目するのではなく、まずは必要な食事量を確保し、さまざまな食品から栄養を摂ることを意識しましょう。

特にスポーツをしている子どもは、運動によるエネルギー消費も大きくなります。

活動量に見合った食事量を確保することも大切です。

管理栄養士ポイント

まずは主食・主菜・副菜をそろえることから意識してみましょう。

さらに牛乳・乳製品や果物なども組み合わせながら、さまざまな食品を取り入れることがオススメです。


② 十分な睡眠時間を確保する

睡眠は、子どもの心身の健康や成長を支える大切な生活習慣です。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生は9〜12時間、中学生・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保することが推奨されています。

「○時までに寝る」と時刻だけを意識するのではなく、毎日の起床時間から逆算して、必要な睡眠時間を確保することを意識しましょう。


③ 日中はしっかり身体を動かす

身体を動かすことも、子どもの健やかな身体作りに大切です。

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、子どもについて、中強度以上の身体活動を1日60分以上行うことなどが紹介されています。

ここでいう身体活動にはスポーツだけでなく、外遊びや通学など、日常生活の中で身体を動かすことも含まれます。

一方で、運動量が多い子どもは、その分エネルギー消費量も増えます。

身体を動かすことと、しっかり食べることをセットで考えましょう。


成長期が周りより遅い?大切なのは「比べすぎない」こと

「周りの子はどんどん身長が伸びているのに、うちの子はまだ……」

と心配になることもあるかもしれません。

しかし、成長期を迎える時期や成長のスピードには個人差があります。元記事でも、成長の時期や速度には大きな個人差があることが説明されています。

周囲と比較するだけでなく、その子自身の身長や体重がどのように変化しているかを継続して確認することが大切です。

成長について気になることがある場合は、自己判断だけでなく、医療機関などの専門家へ相談しましょう。


FAQ

Q. 成長期に身長を伸ばすためには、何を食べればいいですか?

「これを食べれば身長が伸びる」という特定の食品はありません。

まずは必要な食事量を確保し、主食・主菜・副菜を基本に、さまざまな食品から栄養を摂ることを意識しましょう。


Q. 成長期は何時間寝ればいいですか?

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生は9〜12時間、中学生・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保することが推奨されています。

起床時間から逆算して、必要な睡眠時間を確保できる就寝時間を考えてみましょう。


まとめ

成長期を迎える時期や身体の変化には、一人ひとり違いがあります。

身長だけでなく、体重や食欲、身体つきなど、その子自身の変化を継続して見ていくことが大切です。

そして、成長期の身体作りを支える基本は、

  • しっかり食べる
  • しっかり眠る
  • しっかり身体を動かす

こと。

特定の食品や栄養素だけに頼るのではなく、毎日の生活習慣を整えながら、子どもの成長をサポートしていきましょう。

参考文献

・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
・厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
・厚生労働省「アクティブガイド2023 こども版」

村井 穂花 Honoka Murai
現役ママ・管理栄養士

村井 穂花 Honoka Murai

・娘を育てる共働きママ
・スポーツ栄養の現場で活躍中
・インターハイ出場経験あり

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