新学期が始まり、「生活リズムを整えたい」と考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
生活リズムというと「早寝・早起き」を思い浮かべるかもしれませんが、意識したいのはそれだけではありません。
今回は、新学期に意識したい1日の過ごし方と、朝ごはんを十分に食べられないときの食事の整え方について、MAJIDE管理栄養士が分かりやすく解説します。
生活リズムは「寝る・起きる」だけじゃない!
新学期に意識したいのは、睡眠だけでなく、食事や日中の活動を含めた1日の過ごし方です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、子どもの睡眠を整えるために、朝は太陽の光を浴びることや朝食を摂ること、日中に運動すること、夜ふかしの習慣化を避けることなどが推奨されています。
「早く寝る」「早く起きる」だけで考えるのではなく、朝から夜までの過ごし方を振り返ってみましょう。
朝ごはん、しっかり食べられないとダメ?
朝から食欲がある子もいれば、なかなか食べられない子もいます。
無理にたくさん食べさせるのではなく、まずは食べられるもの・量から始めてみましょう。
大切なのは、朝ごはんだけを見て「食べられなかったからダメ」と考えないこと。
朝食が少なかった日は、その後の昼食や補食、夕食まで含めて、1日全体で食事を考えていきましょう。
管理栄養士ポイント💡
「朝ごはんを完璧に食べること」を目標にするのではなく、まずはその子が食べられる量から。
朝食だけで足りない分は、その後の食事や補食も活用して、1日全体で補うことを意識しましょう。
成長期は「1日全体のエネルギー」を意識しよう
成長期の子どもは、毎日の生活だけでなく、身体の成長にもエネルギーが必要です。
さらにスポーツをしている場合は、練習や試合などでも多くのエネルギーを使います。
朝食が少なく、その後の食事や補食でも十分に補えない場合は、1日に必要なエネルギーを確保しにくくなります。
だからこそ、「朝食をどれだけ食べたか」だけではなく、1日全体で必要なエネルギーを摂れているかを意識することが大切です。
朝ごはんが少ない日は、食事や補食でカバーしよう
朝食を十分に食べられなかった日は、その後の食事や補食を活用しましょう。
例えば、
- 朝あまり食べられなかった
→ 昼食をしっかり+放課後に補食 - 放課後すぐに練習がある
→ 練習前におにぎりやバナナ - 夕食が遅くなる
→ 夕方に補食を取り入れる
など、その日の予定に合わせて食べるタイミングを増やす方法があります。
- 「食べられなかったら、別のタイミングで補う」ことも、成長期の食事を整える方法のひとつです。
毎食完璧を目指すのではなく、その子の食欲や生活に合わせて調整してみましょう。
FAQ 〜よくあるご質問〜
Q. 朝ごはんをあまり食べないのですが、大丈夫ですか?
朝からたくさん食べられない子もいます。
無理に量を増やすのではなく、まずは食べられる量から始めましょう。
朝食が少なかった場合は、その後の食事や補食も活用しながら、1日全体で必要なエネルギーや栄養素を摂ることを意識してみてください。
Q. 朝ごはんが少ない日は、どんな補食がオススメですか?
おにぎりやパン、バナナなど、エネルギー源となる食品が取り入れやすくオススメです。
スポーツをしている場合は、練習時間や夕食までの時間も考えながら、量やタイミングを調整しましょう。
Q. 忙しい朝はプロテインだけでもいいですか?
プロテインだけで朝食を済ませるのではなく、基本は食事からさまざまな栄養素を摂ることが大切です。
食事だけでは十分に補いにくい場合は、食事を基本にしながら、栄養補給の+αとしてプロテインなどを活用する方法もあります。
まとめ
新学期の生活リズムを整えるときは、「早寝・早起き」だけでなく、食事や日中の活動も含めて1日の過ごし方を考えることが大切です。
朝ごはんを十分に食べられない日があっても、昼食や補食など、その後の食事で補うことができます。
- 朝から無理にたくさん食べなくてもOK
- 足りない分は、その後の食事や補食で補う
- 1日全体で必要なエネルギーを確保する
毎食完璧を目指すのではなく、その子の食欲や生活に合った食べ方を見つけていきましょう。
参考文献
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」





